来月開幕する陸上の世界選手権の日本代表が発表され、2大会連続の表彰台を狙う男子やり投げの村上幸史選手は「しっかりと結果を出して来年のロンドンァ£ンピックにつなげたい」と抱負を述べました。
世界選手権の代表は、先月の日本選手権や10日まで開かれていたアジア選手権の結果や内容を踏まえて選考されました。11日は、すでに発表されているマラソンと競歩を除く種目の男女33人の代表が新たに発表され、やり投げの村上選手をはじめ、女子短距離のエース、福島千里選手、それに、男子ハンマー投げの室伏広治選手などが選ばれました。記者会見には、4人の選手が出席し、このうち村上選手は「メダルの獲得を期待されていると思うが、まずは、決勝進出を目指してそこからメダルを意識した戦いを進めていきたい。しっかりと結果を出して来年のロンドンァ£ンピックにつなげていきたい」と抱負を述べました。福島選手は「ここまでの連戦のなかで、とてもいい感覚を得ることができている。その感覚を世界選手権でも出せるようにトレーニングしていきます」と話していました。また、翼をイメージしたデザインされた大会のユニフォームも発表され、記者会見に出席した選手たちが着て披露しました。世界選手権は、来月27日から韓国のテグで開かれます。