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避难指令 解除之后

时间: 2017-03-09    进入日语论坛
核心提示:除染で削られた土だろうか、黒い袋が積み上がっている。大きなトラックがひっきりなしに行き交う。廃炉や復旧工事の作業の人たち
(单词翻译:双击或拖选)
除染で削られた土だろうか、黒い袋が積み上がっている。大きなトラックがひっきりなしに行き交う。廃炉や復旧工事の作業の人たちで町内のコンビニはかなりの繁盛のようだ。福島第一原発から20キロ圏にある福島県楢葉(ならは)町を訪れた。
 
这是在除污作业中被清除的土壤吗?黑色的袋子堆得密密麻麻。大卡车来来往往,一辆接着一辆。镇内的便利店因参与废炉和修复作业的工人而生意兴隆。我前些日子走访了距福岛第一核电站20公里范围内的福岛县楢叶町。
 
事故のあと避難指示が出され、長い間住むことができなかった。解除されたのが今から1年半前である。そのころ町長が「スタートラインに立ったにすぎない」と語っていた通り、道のりは険しい。町民7千人余りのうち帰還したのは1割である。
 
事故发生后,该町发出避难指示:这里已不能长期居住。在一年半前,避难指示解除了。“我们只不过刚刚站在起跑线上而已”,正如那时町长说的那样,前途充满了艰难险阻。该町原有七千多名居民,回来的只有10%。
 
いち早く帰った一人、古市貴之(ふるいちたかゆき)さん(40)に会った。事故前に町内の障害者施設で働いていた彼は、訪問介護をするNPOを立ち上げた。障害者やお年寄りを訪ねるほか、障害のある子どもたちを預かる。
 
在楢叶町,我遇见了古市贵之先生(40岁),他是最早回来的一批人之一。事故发生之前,他在町内的残疾人帮扶机构工作,而现在开设了一家做上门看护的NPO。除了上门服务残疾人和老人之外,他也帮忙安置身患残疾的孩子们。
 
戻ったのは「意地」だという。「ふるさとがこのままでは悔しい。帰ってくる人たちを支えたい」。しかし葛藤もある。大型車両だらけで以前とは変わってしまった風景。放射線の不安も消えてはいない。「どうぞ戻ってきて、と強く言う気にはなれない」。
 
因为“心意”,他回来了。“如果故乡就这么荒废下去,那实在太令人痛心了。希望我能帮助那些回来的人。”但是,他内心也在挣扎。现在町上全是大型车辆,与以前的风景简直是天壤之别。另外,对辐射的担忧也没有消除。“无论如何请大家回来,我无法理直气壮地说这句话。”
 
戻るか、戻らないか、いまは決めないか。避難指示の解除は前進ではあるが、避難先の暮らしにすでに慣れた人たちに新たな葛藤をもたらす。「福島の復興はマラソンにたとえると30キロ地点」とは今村雅弘復興相の最近の発言である。避難区域は五里霧中のコースを走り始めたばかりなのに。
 
回来?不回来?现在还没决定?虽然避难指示的解除是一个进步,但是这给习惯了避难所生活的人们又带去了新的不便。“如果把福岛的复兴比作马拉松的话,现在已经跑了30公里”,复兴大臣今村雅弘在最近的发言中如是说道。然而避难区域才刚刚开始摸着石头前行。
 
この春、浪江(なみえ)町など四つの町村で避難指示が解かれる。安堵(あんど)だけでなく、不安や迷いが伴う道のりである。
在这个春天,浪江町等四个町村解除了避难指示。前路漫漫,在感到安心的同时,不安和迷茫也伴随着我们。
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