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民众内心 深受伤害

时间: 2017-05-25    进入日语论坛
核心提示:「欠食児童に学用品を」と呼びかけるポスターは、「地主と凶作にあえぐ農民を解放せよ」とあおる狙い。雪かきに励む男児のまなざ
(单词翻译:双击或拖选)
「欠食児童に学用品を」と呼びかけるポスターは、「地主と凶作にあえぐ農民を解放せよ」とあおる狙い。雪かきに励む男児のまなざしが熱いのは、「作者の階級意識」の表れ――。何でもない絵画やポスターに官憲が体制転覆の意図をこじつけた時代がある。
 
呼吁“请给食不果腹的孩子学习用品”的海报被诬陷为煽动“解放受地主和灾害欺压的农民”。努力铲雪的男子的眼神之所以如此炙热,是因为表达了“作者的阶级意识”。在那个时代,原本没有任何目的的绘画和海报被政府强加上了颠覆体制的意图。
 
1941年から翌年にかけ、北海道で美術教師や生徒ら二十数人が「絵で共産主義を広めた」として逮捕投獄された。「生活図画事件」と呼ばれる。
 
从1941年至第二年,在北海道,有二十几位美术老师和学生因为“用画作宣扬共产主义”而被捕入狱。这就是所谓的“生活图画事件”。
 
そのひとり、菱谷良一(ひしやりょういち)さん(95)は19歳の師範学校生だった。「共産党員ではなく、プロレタリアートなんて言葉も知らなかったのに、あっと言う間に思想犯へ仕立てあげられました」。学生の日常を描いた作品「話し合う人々」を、取調官は「共産主義を熱心に学ぶ姿」だと決めつけた。退学させられ、有罪判決を受け、徴兵され、戦後は会社員として静かに暮らした。
 
菱谷良一先生(95岁)就是其中之一,当时他才19岁,是师范学校在校生。“我根本不是什么党员,也不知道无产阶级这个词,竟然也被这么武断地认为是思想犯。”他所画的描绘学生日常生活的作品《交谈的人们》被负责调查的官员认为“热心于学习共产主义”。于是,他被迫退学,接受有罪判决,还强制服了兵役,战后作为普通的公司员工平静地生活着。
 
治安維持法は悪法の代名詞として知られるが、議会で司法相は力説した。「無辜(むこ)の民にまで及ぼすことのないよう十分研究考慮した」。成立すると、厳罰化を重ね、摘発対象は芸術家、教師、学生へと広がった。
 
治安维持法作为恶法的代名词而广为人知,但是议会上,司法大臣却曾这样说道:“为了不波及无辜的国民,我们已经做了充分的研究。”然而法律成文后,惩罚一味地加重,揭发对方扩大至艺术家、教师以及学生。
 
「法解釈なんてどこまでも拡大できる」と菱谷さん。「特定秘密保護法も共謀罪も市民を痛めつける武器になる。根っこは治安維持法に通じます」。
 
“所谓的法律解释,就意味着范围的无限扩大”,菱谷先生说道。“无论是特定秘密保护法还是同谋罪,都将成为伤害市民的武器。其本质与治安维持法没有任何区别。”
 
衆院ではきょうにも組織的犯罪処罰法の改正案が可決されようとしている。277もの罪を計画段階で処罰できる。人の内心に罪の札を貼ることがいかに簡単か。戦中を生きた世代は忘れてはいない。
 
昨天在众议院通过了组织性犯罪处罚法的修正案。277项犯罪能在计划阶段就施行制裁。由此看来,给人的内心定罪是何等简单的一件事啊?战争的幸存者们绝对不会忘记这些。
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