一如有给人换衣服的职业,在京都也有人专门“给房子换家具”。在初夏时节,他们拆掉隔门和窗子,卸下门帘,装上用芦苇编织的窗户,以便房间通风。在榻榻米上则铺上让人能光脚踩的藤席。
「クーラーの冷たさとはまた違う、気持ちのいい風が来ます」と、中京区に住む小島冨佐江さん(60)は言う。明治や大正から続く「町家(まちや)」と呼ばれる家屋には、京都の暑さをしのぐ工夫がある。
“这与空调的冷气完全不同,迎面而来的风令人感觉舒适”。居住在中京区的小岛富佐江先生(60岁)说道。从明治、大正时代传下来的“町家”(日本传统民居)上,我们可以看到京都人为防暑下的功夫。
京都の町家を保存しようと、小島さんたちが「京町家再生研究会」を立ち上げて25年。町家が価値ある存在だとの認識は定着してきた。不動産取引でも、かつては値段の付かない「古家」の扱いが多かったが、いまは町家取引を専門にする不動産会社がある。
为了保护京都的“町家”,小岛先生建立起了“京町家重建研究会”,至今已有25年的历史了。其让人们日渐认识到“町家”保存的价值。在房产交易方面,很多“町家”都被当成没有任何价值的老房子处理掉了,但现在却出现了专卖交易“町家”的房产公司。
町家カフェや町家レストランもあちこちに見られるようになった。京都市は、町家を解体しようとする場合は1年前に届け出をしてもらう条例を作ろうとしている。
町家酒吧和町家餐厅现在也已随处可见。京都市也出台了相关条例,规定拆除“町家”必须提前一年申请。
このところの海外からの観光客の急増は、町家の保存には逆風といえる。古い建物を壊してホテルにする動きが強まっている。一方で町家を使ったゲストハウスが人気を集め、増えている。向かい風と追い風。時代の流れに町家が揺れている。
最近一段时代,国外的游客急剧增加,这给“町家”的保护带来了不利的影响。破坏古建建造酒店的行为越来越多。另一方面,开设在“町家”的高级酒店受到人们追捧,数量也越来越多。在时代的大潮下,受多方影响,“町家”面临严峻挑战,形势堪忧。
「なくなってしもたら、もう新たに建てることもできひん建物です。記憶からも全部消えてしまう」と小島さんは言う。京都市によると現存する町家は4万軒で、過去7年間に5600軒減った。1日あたり、2、3軒が失われている計算である。
“这绝非破坏了就能重建的房子。其所保留的记忆将全部消失”,小岛先生说道。据京都市方面的数据,现存的“町家”有4万栋,过去7年间减少了5600间。换算成日,就是每天会少2、3间。