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万叶时代 食谱种种

时间: 2017-07-11    进入日语论坛
核心提示:開園25周年を迎えた浜松市浜北区の「万葉の森公園」を訪ねた。万葉集に地元ゆかりの歌が4首あると伝える静かな庭園だが、目当
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開園25周年を迎えた浜松市浜北区の「万葉の森公園」を訪ねた。万葉集に地元ゆかりの歌が4首あると伝える静かな庭園だが、目当ては「万葉食」。1300年前の食膳を堪能した。
 
我参观了位于浜松市浜北区的“万叶之森公园”,今年是其开业25周年。《万叶集》中有四首歌颂当地的诗歌诞生于这座安静的庭院,但更吸引人注意的是“万叶餐”。其丝毫不逊色于1300年前的食物。
 
赤米、ジュンサイの酢の物、タラの芽の揚げ物。地元の料理研究会「月草(つきくさ)の会」の12人が万葉集や事典を頼りに試作を重ねて再現した。園内の「万葉亭」で予約を受けて提供するほか、万葉弁当の販売もしている。
 
红米、莼菜酱、油炸楤木芽。当地的料理研究会“月草之会”的12名工作人员依据《万叶集》和辞典不断试做后终于取得了成功。除了能在园内的“万叶亭”进行预约之外,还有万叶盒饭销售。
 
初夏の主菜は鯛(たい)。醤(ひしお)酢(発酵調味料)を添えていただく。「醤のくさみの消し方がわからず困った。万葉の1首がそのままレシピであると気づいて解決しました」と会長の野中正子さん(69)は話す。
 
初夏的主菜是鲷鱼,可以沾着酱料品尝。“曾为如何去除酱料的味道而头疼不已。后来发现万叶集中有一首诗记有制作方法,并大获成功”,会长野中正子女士(69岁)如是说道。
 
〈醤酢に蒜搗(ひるつ)き合へて鯛願ふ我にな見えそ水葱(なぎ)の羹(あつもの)〉。蒜を加えた醤に鯛を浸して食べたい私に、食べ飽きた汁など見せないで――。この歌の通り、野蒜を刻んで醤に混ぜたら発酵臭がみごとに消えたという。
 
“醤酢に蒜搗き合へて鯛願ふ我にな見えそ水葱の羹”,其意思是配着带蒜的酱料品尝鲷鱼,以前那种让人一看就没有胃口的汤汁完全不见踪影……。正如这首诗吟诵的那样,把剁碎的大蒜混在酱里就能把莼菜发酵产生的味道去除干净。
 
月草の会はこの豪華な膳を「貴族の万葉食」と命名した(1500円)。ほかに「庶民の食事」もあってこちらは600円。キビごはん、ワカメ汁、煮干し、納豆、漬物と献立はいたって簡素である。今も昔も格差は食膳に表れる。
 
月草之会把这种豪华的料理命名为“贵族万叶餐”(售价1500日圆)。此外还有“平民套餐”(售价600日圆)。粟米饭、海带汤、鲜贝干、纳豆、腌制食品,一眼望去菜单上的菜品非常朴素。无论是现在还是过去,食物一直都是体现人们收入差距的标的之一。
 
万葉集にその名を刻んだ額田王(ぬかたのおおきみ)や柿本人麻呂は、貴族の膳をふだんから楽しんだことだろう。九州防衛のつらい任務を歌った防人(さきもり)たちには、庶民の膳さえぜいたくだったか。相聞歌や挽歌(ばんか)の印象がまさる歌集だが、読み直すとアユやウナギなど食材が次から次へ。万葉は食の知識の宝庫でもあったと知る。
 
在万叶集上留名的额田王和柿本人麻吕,平日里就非常喜欢贵族料理。吟诵防卫九州各种艰辛的戍卒们,是否连吃顿平民料理也算是奢侈呢?虽然万叶集以抒情歌和挽歌闻名,但是我重新读后却发现了各种食材,如鲇鱼、鳗鱼等。原来万叶集也是食物知识的宝库啊。
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