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核电获得 重启证书

时间: 2017-10-12    进入日语论坛
核心提示:「わたしは、おかねもうけをするために、みんなにめいわくをかけるようなことは、しません。ちかいます」。つきつめればそんな話
(单词翻译:双击或拖选)
「わたしは、おかねもうけをするために、みんなにめいわくをかけるようなことは、しません。ちかいます」。つきつめればそんな話である。東京電力の社長が先日、「経済性より安全性を優先する」との決意を表明した。小学生の反省のようなと言うと小学生に失礼か 
 
“我绝不会为了赚钱做那些对不起大家的事,我发誓”,憋到最后蹦出了这么一句话。日前,东京电力公司董事长表明了决心,“安全第一,而非经济”。要说这就像是小学生反省做了错事,或许对小学生们都不礼貌。 
 
決意は、幾らかは役立ったかもしれない。新潟県の柏崎刈羽原発の安全審査で昨日、「合格証」が出された。あれほどの事故を起こした東電であっても、原発を再稼働する資格はあると原子力規制委員会が結論づけた 
 
决心,也许多少起到点作用。昨天,就新潟县柏崎刈羽核电站的安全审查,颁发了“合格证”。即便发生了如此重大事故的东京电力公司,原子能规制委员会却仍然作出了具有重新启动核电站资格的结论。 
 
福島の事故の被害を償い、廃炉を進める。その費用を賄うには再稼働で利益を上げる必要があるという。原発事故の尻ぬぐいのため別の原発を動かす。核のゴミを処分する場所も見つからないのに 
 
据说,由于对福岛事故造成灾害的理赔以及废堆工作的不断推进,为了该笔费用的筹措,必须利用重启核电获取利益。为了给核电事故擦屁股,就必须启动另一个核电站,而且是在尚未找到妥善处理核废料场地的前提之下。 
 
柏崎刈羽原発は2007年、中越沖地震に見舞われた。火災を起こし、消火に手間取った。当時の東電の社長は新潟県知事にこんなふうに言ったという。「いい体験とし、世界一安心、安全な原発として再構築したい」(朝日新聞取材班『生かされなかった教訓』) 
 
2007年,柏崎刈羽核电站遭遇中越海域地震。当时发生了火灾,灭火工作费尽周折。听说当时的东京电力公司董事长对新潟县知事说,“作为一次有益的经历,要重建一座世界第一的令世人放心、安全的核电站”(摘引自朝日新闻采访组《未起作用的教训》) 
 
それから4年足らずで、同じ型の原発が福島で事故を起こした。何の教訓にもならなかったかと思うと空しい。事故のさらなる原因究明も、継続して取り組んでいるのは政府でも国会でもなく新潟県だけだ。日本が原発依存から抜け出す道筋も、政府は描こうとしない 
 
从那之后不到4年,福岛便发生了同型号核电站的泄漏事故。一想到未能汲取任何教训,心里顿时感到空荡荡不知所措。目前正在开展进一步查明事故原因工作的既不是政府,也不是国会,而只是新潟县。日本脱离核电依赖的路径,看来政府并不打算描画。
 
手なずけていない技術なのに、手なずけているふりをする。国や電力会社の態度を見るたび、そう思えてならない。 
 
虽然是一项并未完全掌控的技术,却装出一副已经手到擒来的架势。每当目睹国家以及电力公司的如此态度,极为强烈地涌上心头的这一想法,久久难以抹去。 
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