毎年私、姉、そして、父が協力して作ってる家族プロジェクトは気が付けばもう10年、10枚。
父はこのJ-POPにその年気になった曲、家族で”これは盛り上がったね”と思う曲を選ぶのです。
話題曲、ドラマの主題歌、そして偶に単に彼の懐かしい曲、色々と20曲ほど毎回入っています。
まず曲選びから始まるのですが、これには姉の協力が欠かせない!
姉は父に色んな曲を聞かせたり、アドバイスを上げながら、
入れたい曲を最終的に父が選び、彼女はそのセレクションをまとめ、CDを作ります。
でもそれだけではありません。
J-POPの特質は父の独特な解説ページ。
それには一曲一曲、父のコメントが書かれているのですが、
すべととても個人的で多少上から目線。
「アップテンポで乗りがよく、効き易い曲、久しぶりのヒット!」の様な
あなたは誰だよ、どこの評論家だよ、と突っ込みたくなる感想ばかりなのです。
そのCDは徹底的でして、カバーデザインもあります、そう、ここで私が協力。
カバーには毎回フォトショップで加工された父が出演しています。
ある年はパイレーツ・オブ・ザ・カリビアンの海賊、
ある年はKAT_-TUNの新メンバー、ドラマのキャラだったりと
色んなバリエーションで父は驚く形で誕生します。
最終的にJ-POPは父の友達や親戚に配られますが、驚く事に、
なぜか喜んでくれる人が多く、人によったら、
ファンの様に次のJ-POPを楽しみに待っている人もいる。
私は正直J-POPはあまり聞かないのだが、一つ一つ作った思い出もあり、聞くとその年の出来事や家族と楽しんで見たドラマを思い出し、ちょっとした懐かしさを感じさせてくれる欠かせない作品である。