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関西弁講座 20 【ぬくい】

时间: 2012-09-01    作者: jpstudy    点击:80进入日语论坛
核心提示:第20回 【ぬくい】 辞書には 『〔形口〕卆ぬく?し〔形ク〕 1 気候や温度が程よく気持がよい。あたたかい。《季?春》*名語記‐三「あたたかなるを、ぬくしといへる」 2 金銭を多く
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   第20回  【ぬくい】

 

  辞書には
  『〔形口〕卆ぬく?し〔形ク〕
  1 気候や温度が程よく気持がよい。あたたかい。《季?春》*名語記‐三「あたたかなるを、ぬくしといへる」
  2 金銭を多く持っている。裕福である。*雑俳?あふむ石「隣へぬくひ冬をみせ」
  3 鈍い。ぐずである。愚かである。のろまである。*俳?当流籠抜「談義はぬくひ波よする磯」
 
  国語大辞典(新装版)小学館 1988』
  と載っています。
  関西限定の言葉というわけではなさそうですが、方言には違いないようです。
  気温の場合にも、物の温度の場合にもどちらにも用います。
 
  【例】
  「今日はぬくいですねぇ」
  我が家の風呂の追い炊きコントローラには「保温」というボタンと「あったか」というボタンがあります。「あったか」ボタンを押すと設定した温度より+2℃高い温度まで追い炊きしてくれます。
  「あったか」という言葉はいかにも東京弁らしい響きがしますし、私も「あったか」などという言葉は使いません。
  でも、もし「あったか」ではなく「ぬくー」とか表示されていたとすれば、さすがに元関西人の私でもカッコ悪いと感じると思います。
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