新世纪日本语教程第24課 楊君の日記
2月10日 雨
今日は春節です。中国では祝日だが、日本にいる私たちは、いつも通り学校に行った。
今日悲しいニュースがあった。韓君のお父さんがなくなった。63歳だったそうだ。おととしの交通事故の原因で、ずっと入院していたそうだが、家族の人は韓君を心配させないために最近まで知らせなかったらしい。
私のふるさとでは年々生活水準が向上し、社会が発展しつつある一方で、それにつれて多くの悲劇が生まれている。車が増えれば増えるほど豊かな社会になるという考え方は時代遅れだ、と先生も言っていた。一部の国や地域では車をやめて環境にいい自転車を使おうという動きがある。しかし、便利で豊かな生活を夢見ているわが国の人々に、「車を買うな」と呼びかけることは難しい。
今日、吉田君が日本の高校の歴史の教科書を見せてくれた。確かに戦争のことは書いてある。だが、その記述はあいまいだ。しかし、それでいいのだろうか。平和を守り、歴史を正しく認識することはとても大切だと思うのだが。