アメリカで、アカデミー賞の前哨戦といわれる、ゴールデングローブ賞が16日に発表され、最も注目を集める映画ドラマ部門の作品賞には、世界最大のインターネット交流サイトの創設者を描いた「ソーシャル?ネットワーク」が選ばれました。
ことしで68回目を迎えたゴールデングローブ賞は、ハリウッドにいる映画専門の外国人記者が優れた作品や俳優を投票で選ぶもので、16日、ロサンゼルス郊外で授賞式が行われました。このうち、最も注目を集める映画ドラマ部門の作品賞には、「ソーシャル?ネットワーク」が選ばれ、このほかに監督賞や脚本賞、それに作曲賞の3部門も受賞しました。「ソーシャル?ネットワーク」は、世界最大のインターネット交流サイトで、世界中で5億人以上が参加している「フェイスブック」を創設したアメリカ人起業家、マーク?ザッカーバーグさんを描いた映画で、2004年に、当時大学生だったザッカーバーグさんが、名前を登録すれば会員どうしで自由にやりとりができる「フェイスブック」を創設するに至ったいきさつや、事業を始めるうえでの苦悩や葛藤を描いています。作品賞には、渡辺謙さんが出演し、レァ∈ルド?ディカプリオさんが主演した映画「インセプション」もノミネートされていましたが、受賞を逃しました。