地震のあったニュージーランド南部のクライストチャーチ周辺を訪れている旅行者は、旅行各社が取り扱っただけで少なくとも700人余りに上り、各社では安否の確認を急いでいます。
このうち「JTB」は、クライストチャーチには取り扱った旅行者464人が滞在していて、安否の確認を急いでいます。「日本旅行」は同じくクライストチャーチに102人、「近畿日本ツーリスト」はクライストチャーチがある南島に43人が滞在していて、安否の確認を行っています。また、「阪急交通社」では、クライストチャーチに滞在中の111人について、全員の安全が確認できたということです。旅行会社によりますと、現地では断続的に余震が続き、信号が壊れて市内の交通がまひしているということです。また、地震により現地の空港が閉鎖されているほか、電話回線が一部不通になったり携帯電話がつながりにくくなったりしているということです。