ニュージーランド南部で発生した地震で、日本ラグビー協会など国内の複数の競技団体が、義援金を集めて現地に贈ることを決めました。
このうち、ラグビー協会では、ことし9月から10月にかけてニュージーランドで開かれる予定のワールドカップに日本も出場することから、今月27日に日本選手権の決勝が行われる東京の秩父宮ラグビー場で、来場者から義援金を集めることを決めました。また、日本ハンドボール協会も、来月12日と13日に日本リーグのプレーァ≌が行われる東京の駒沢体育館で義援金を集めることを決めました。このほか、今月27日に開かれる「東京マラソン」を主催する財団も、参加者などから集められた寄付金のうち、100万円を日本赤十字社を通し、救援活動の費用として寄付することを決めました。担当者は「地震のあったニュージーランドのクライストチャーチは、地震発生時にも日本の女子マラソンの選手たちが合宿を行うなど、日本の陸上界にとってゆかりのある都市で、一刻も早い復興を願っている」と話しています。