世界の国や地域からは、東北関東大震災の被災地で救助活動を行うための救助隊が続々と到着しており、一部は被災地ですでに捜索活動を始めています。外務省などによりますと、救助隊が日本に到着したのは、韓国、シンガポール、ドイツ、スイス、中国、アメリカ、ニュージーランド、イギリス、オーストラリア、メキシコ、台湾で、このほかに、フランスとロシアが救助隊を日本に向かわせており、あわせると13の国と地域が救助隊を派遣しています。
日本に到着した救助隊のうち、韓国が宮城県内で、中国が岩手県内で、それぞれ捜索活動を始めているほか、そのほかの救助隊も、被災地入りを急いでいます。外務省によりますと、これまでに救助隊の派遣や支援物資の提供などの申し入れがあったのは、あわせて91の国や地域と、WFP・世界食糧計画や赤十字国際委員会など6つの国際機関に上るということです。