前線と低気圧の影響で、西日本の広い範囲で雨が降っています。気象庁は「中国?四国地方と近畿が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
気象庁によりますと、西日本では南の海上にある前線と低気圧の影響で広い範囲で雨が降り、太平洋側ではやや強く降っているところがあります。西日本では、この先1週間も曇りや雨のぐずついた天気が続く見込みで、気象庁は26日午後、「中国?四国地方と近畿が梅雨入りしたと見られる」と発表しました。各地の梅雨入りは、平年と比べて四国で10日、中国地方と近畿で12日、それぞれ早く、去年と比べるといずれも18日早くなっています。沖縄県と鹿児島県奄美地方は先月30日に梅雨入りし、西日本では九州南部が23日に梅雨入りしています。これから週末にかけて西日本の太平洋側では前線が近づき、沖縄?奄美も南から非常に強い台風2号が近づくためそれぞれ雨や風が強まるおそれがあります。気象庁は地元の気象台が出す情報に注意するよう呼びかけています。