ロシア中部のウドムルト共和国の軍の弾薬庫で、2日夜、爆発が起き、これまでに近くの住民ら40人がけがをし、現在も爆発が続いているため、周辺の住民およそ2万8000人が避難しています。
爆発が起きたのは、ロシア中部??ウドムルト共和国にある軍の弾薬庫で、2日深夜、多数の砲弾の破片が弾薬庫の周辺に飛び散りました。ロシア非常事態省によりますと、この爆発で、これまでに近くの住民や消火作業に当たっていた消防隊員など40人がけがをし、現在も爆発が続いているため、弾薬庫の周辺の住民およそ2万8000人が避難しているということです。非常事態省では、航空機を出動させて空からも消火作業を行なっていますが、弾薬庫にはまだ多くの砲弾が残っているとみられ、爆発はしばらく続くおそれがあるということです。ロシアでは、先月26日にもウドムルト共和国の隣のバシコルトスタン共和国にある軍の弾薬庫で、兵士が古い砲弾の処理を誤ったため爆発が起き、住民や兵士ら12人がけがをしています。