陸上の世界選手権の男子マラソンに出場した埼玉県職員の市民ランナー、川内優輝選手が、8日夜、勤務先の高校で生徒たちにレースの結果を報告しました。
埼玉県立春日部高校の定時制の職員の川内選手は、韓国で行われた世界選手権のマラソンで、粘りの走りで18位になり、正式種目ではありませんが、各チームの上位3人の合計タイムで争う団体で、日本の銀メダル獲得に貢献しました。川内選手は、8日午後8時半ごろ、授業のあとに高校のホールで、定時制の生徒や保護者などおよそ200人を前にレースの結果を報告しました。この中で川内選手は「先頭集団から遅れたあとも、諦めずに『団体でメダルを取る』という思いで走り、銀メダルが取れました。世界の選手たちとの交流を楽しむためにも、もっと英語を勉強しないといけないと感じました」と初めて世界の舞台を経験した中での率直な思いを語りました。報告会に参加した定時制の陸上部の男子生徒は「諦めずに頑張る姿が川内さんらしいと思った。自分も川内さんみたいになりたい」と話していました。また、定時制4年生で生徒会長の坂巻克也さんは「抜かれても心を折らさずに抜き返したことがすごいと思う。川内さんの存在は目標になります」と話していました。