今週、流氷が陸上から確認できる「流氷初日」を迎えた北海道網走市で、船の上から流氷を楽しむ観光船の運航が始まりました。
北海道網走市では今月17日に流氷初日を観測し、20日から流氷観光船「おーろら」の運航が始まりました。午前9時に網走港を出港した第1便には、台湾や香港からの観光客など95人が乗り込みました。港を出て20分ほどで、波間に漂う氷を間近で見ることができました。観光客は船の甲板に出て、白い息を吐きながら、歓声を上げたり記念写真を撮ったりしながら、流氷が広がる雄大な景色を楽しんでいました。香港から訪れた男性は、「晴れた空と流氷が見えて、最高です」と話していました。流氷観光船「おーろら」は、今月は1日4便運航され、来月からは夕日の中の流氷を楽しむサンセットクルーズも始まります。