サイバーエージェント社のネットサービス「アメーバ(Ameba)」が、第三者の不正アクセスを受けて、ログインできなくなるトラブルが起きた。サイバーエージェントによると、不正アクセスを受けたのは24日21時31分。それ以降、約5万人のユーザーが一時的に退会状態となり、アメーバのサービスが一切利用できなくなった。
アクセスしようとすると、右の画像のように「退会済みのアメーバIDです」と表示され、ログインできない。Twitter上でも騒ぎとなり、「何もしていないのに、なぜ勝手に退会?」という声も上がっていた。
(中略)
このトラブルは26日の午前2時から午前8時までに行われた緊急メンテナンスで解消している。サイバーエージェントによれば「26日午前8時で完全復旧した。個人情報漏えい、ゲーム内通貨の不正利用はないことを確認している」とのことだ(26日8時30分、広報への電話インタビュー)。
この不正アクセスについて、「第三者が特殊なツールを使って、一部ユーザーを退会状態にしたようだ」(サイバーエージェント)とコメントしている。不正アクセスの種類や方法については「警察に相談しているためコメントできない」(同)としている。
ネットゲームの多くは、他人のキャラクターを乗っ取ったり、ゲーム内通貨を盗むなどの目的で、不正な攻撃を受けている。今回の不正アクセスの目的はわからないが、人気のピグを狙った可能性も考えられる。
アメーバブログやアメーバピグのユーザーは、下記のような対策をとろう。
・念のためにパスワードを変更する
・パスワードは他のサービスとは別のものに設定する
・ブログの記事はバックアップを取る