新華社によると、中国国家ラジオ・映画・テレビ総局は4日までに、国内の34の衛星テレビ局が1日から娯楽番組を減らすことを中心とする番組改編を行った結果、報道関連番組が昨年に比べ33%増え、娯楽番組が69%減ったと明らかにした。
中国は昨年10月、「過度の娯楽化と低俗化を防ぐ」目的で、各テレビ局に対し、結婚や恋愛に関するバラエティー番組や恋愛ドラマなどを制限するよう求めた。
その結果、昨年はこうした娯楽番組が毎週126本放送されていたが、今年は38本まで減ったという。
同総局は一方で、「中華民族の伝統的な美徳を発揚する」番組を放送するよう求めている。