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第七章:建築~1.3庭園建築

时间: 2014-12-23    进入日语论坛
核心提示:1.3庭園建築 中国の庭園建築は歴史が長く、世界の庭園史上にもその名をとどろかせている。今から3000年以上前の周の時代に中国
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 1.3庭園建築 
 
 中国の庭園建築は歴史が長く、世界の庭園史上にもその名をとどろかせている。今から3000年以上前の周の時代に中国初の宮廷庭園が造られた。庭園造りは魏や晋の時代以降に盛んになり、庭園を造って楽しむという意識が広まった。その後、各時代の都や地方の有名な都市ではいずれも庭園が造られた。中国の都市の庭園は多彩で、世界の三大庭園体系において輝かしい地位を占めている。 
 
 山水を主とした中国の庭園は独特で、変化に富んだ配置になっている。人工の美を自然の美と一体化させ、建築物を山水の中に隠して、自然の美をさらに高いレベルへ引き上げている。中国の庭園建築は雄大な皇室庭園と巧みな造りの個人庭園からなっており、庭園のイメージで分類すれば"治世の境"、"神仙の境"、"自然の境"の三種となる。 
 
 実際を求め、社会的責任感を強く持ち、道徳倫理の価値と政治的意義を重んじるという儒学の思想が庭園造りに反映されると"治世の境"、となる。"治世の境"のようなイメージはよく皇室庭園に見られる。自然と心身の落ち着きを重んじる道家の思想が庭園造りに反映されるとロマンチックな美意識となり、"神仙の境"のようなイメージになる。"神仙の境"は皇室庭園と寺院庭園によく反映されている。円明園の蓬島瑶台、四川省青城山の古常道観、湖北省武当山の南岩宮などがその例である。また"自然の境"は写意を重んじ、庭園所有者の感情の表現に重点を置いている。このような庭園は文人の庭園に多く見られる。例えば宋の時代の蘇舜欽の滄浪亭、司馬光の独楽園などである。 
 
 中国と西洋の庭園の違いといえば、西洋の庭園は幾何学のルールに従い、建築物そのものを重んじるが、中国の庭園は自然景観と鑑賞者の感覚を中心とし、天と人の融合を重んじる点である。 
 
 蘇州庭園 
 
 1997年に世界遺産に登録された蘇州の古典庭園は中国の庭園建築の芸術的特色を数多く備えている。蘇州庭園は2000年を超える歴史を持ち、現存の名園は10数ヶ所ある。ほとんどがせまい敷地の中に変化に富んだ芸術的な要素を用いる手法を取っている。中国の山水と花鳥の趣があり、唐詩と宋詞のイメージを表現し、限られたスペースに築山や樹木、亭台楼閣、池、橋などを据え置き、小さな風景から大きな風景が見えるという芸術的効果を出している。中でも有名なのは滄浪亭、獅子林、拙政園、留園などである。 
 
 (蘇州庭園の一角) 
 
 円明園 
 
 中国で最も有名な皇室庭園で、「万園の園」とも呼ばれる北京の円明園は、中国各地の異なった庭園芸術を一身に集めているほか、一部では西洋の建築様式を参考にしている。園内の建物は技巧に優れ、形は様々で無限の趣が表されている。華やかで美しい庭園だが、1860年に中国を侵略した英仏連合軍の放火により破壊された。現在、人々は残された垣根や瓦からしか、名園のかつての風貌を思い描けなくなってしまった。 
 
 円明園の遺跡は北京の北西郊外にある。一般的には円明園と呼ばれるが、実際はその付属の庭園である長春園と綺春園(万春園)も含んでおり、「円明三園」とも呼ばれている。清の時代、北京の北西郊外には5ヶ所の離宮庭園、すなわち"三山五園"(香山静宜園、玉泉山静明園、万寿山清漪園、円明園、暢春園)があったが、このうち円明園が最大であり、広さは347ヘクタールである。 
 
 円明園は当時、中国で最も立派な離宮であった。乾隆帝から「天と地の優れたものを吸収した場所であり、帝王の巡遊には最高の場所」と称賛された。また、宣教師の手紙や報告などによってヨーロッパにも広く知られ、18世紀のヨーロッパの自然風景園の発展に影響を与えた。
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