湿地の保護管理をさらに強化し、国際湿地条約を履行するため、2013年5月1日、中国国家林業局が制定した『湿地保護管理規定』を正式に実施した。専門の湿地保護行政保護法が打ち出されるまで、『湿地保護管理規定』は林業システムの湿地保護管理行為を規範化するものである。
1992年から『国際湿地条約』に参加して以来、中国政府は積極的に湿地資源を救い守り、回復し、多くの破壊された天然湿地が保護された。2011年末までに、すでに各種の湿地自然保護区を614カ所つくり、そのうち、国家級湿地自然保護区が91ヵ所、現在、湿地保護区を主体とした湿地保護エリア、湿地公園、海洋機能特別保護区、湿地多用途管制区など様々な管理の形を結びつけた湿地保護ネットワークを整備した。2012年までに、41ヵ所の湿地が『世界重要湿地リスト』に盛り込まれ、総面積は380万ヘクタールに達した。