森林資源を保護するために、2003年に『耕地を森林に戻す条例』を実施し、耕地を森林に戻すプロジェクトが全国25の省、自治区、直轄市で展開され、2006年までに合わせて3200万ヘクタールの耕地を森林に戻した。もう一つの、効果的に森林資源を保護する対策は1998年にスタートした天然林保護プロジェクトである。このプロジェクトは全国規模で天然林の伐採を禁止するもので、2010年の国務院の常務会議で、2011年から2020年まで天然林資源保護プロジェクトの第2期を実施することが決められた。天然林保護プロジェクトは17の省区で全面的に展開されて10年あまり、効果的に保護された森林資源は16.19ムーに達した。
中国の持続可能な林業発展戦略研究報告の目標は2050年までに、中国の森林カバー率28%まで引き上げることである。