義肢装具士とは、ケガや病気などで手足を失ってしまったり、体幹の機能に問題が生じている人に対して、患者の身体に適合する義肢や装具を作成する仕事です。
義肢とは、人工の手足のことであり、装具とはギブスやコルセットなどのことです。
義肢装具士は単に器具を作るだけではなく、患者の採寸からリハビリのサポートまで行います。
義肢装具士になるためには、義肢装具士養成所で学ぶなどして、国家試験の受験資格を得た後、試験に合格する必要があります。
資格取得後は、一般的に義肢装具製作会社に就職をします。
義肢装具士国家試験の受験者数は、毎年100〜200人と少ないですが、義肢装具の技術の発展は著しく、リハビリテーションや介護などの分野で注目を集めつつあります。