ただし、純粋に山に登るだけで収入を得ることは難しく、登山ガイドや執筆活動、講演活動などを生業としながら山に登る人が多くを占めています。
また、世界の山々に登り続けるためには莫大な費用がかかるため、登山家としての生活を続けるには企業とスポンサー契約を結ぶ必要があります。
日本では登山家そのものが職業として確立されているとはいえず、大規模なスポンサー契約が可能な登山家は日本に数十人程度しか存在しないといわれます。
登山家を目指すのは山を心から愛する人であるため、現実的には、山や登山に関連するビジネスをして日々生活し、その合間をぬって登山する人が大半を占めています。