和裁士の仕事は、反物から和服を仕立てること、また和服のお直しをすることです。
経験を積んだ和裁士は、後進を育てる指導者として活躍することもあります。
和裁士になる主な方法には、「大学や専門学校などの教育機関で技術を学ぶ」「和裁所に見習いとして入所する」「個人教室で学ぶ」などがあります。
それぞれ、技術を身につけた後は和裁所の正社員になったり、フリーランスとして独立します。
和裁士の給料は高いとはいえず、1級・2級和裁技能士資格を持っていても、和裁所の正社員としては月収18万円〜20万円が相場。
フリーランスでは年収150万円以下という和裁士も珍しくないそうです。
そんな中で将来的には、高い技術はもちろんのこと、プラスαの資格や技術、営業能力、インターネットの活用など、これまで和裁士には求められなかった能力も求められることになる
でしょう。