調香師とは、数千種類におよぶ香料の中から組み合わせて、新しい香りを作りだす専門職です。
大きく分けて、食品の香料を作る「フレーバリスト」と、それ以外の製品のフレグランスを作る「パヒューマー」があります。
正式な資格はなく、おもに就職先で経験を積むことによってスキルアップしていく仕事です。
化学や薬学系の大学、もしくは調香をあつかう専門学校を出てから、香料会社や化粧品メーカー、食品会社などに就職するのが一般的です。
研究職なので、収入はわりと高めになることが多いようです。
日本ではパヒューマーの求人が少なく、フレーバリストが大半を占めるといわれています。
しかし最近では香りのついたさまざまな製品が登場していることから、パヒューマーのさらなる活躍も期待されています。