漁師は、川や海などで漁業をし、獲った魚介類を売ることで生計を立てる職業です。
漁場の違いによって「沿岸漁業」「沖合漁業」「遠洋漁業」と分かれており、魚を捕らえる方法も「底引き漁」「はえ縄漁」「定置網漁」とさまざまな方法があります。
漁師になるためには、気象や魚類の生態に関する知識、長時間の船の上での肉体労働に耐える体力が必要です。
また、漁業をする際には各地にある漁業組合に加盟して「漁業権」を得ることが必要になります。
平均年収は200万円前後と言われていますが、収穫高や漁の種類によって収入は大きく変わります。
近年では、漁獲高の減少や魚の価格の下落、原油価格の高騰など、漁師を取り巻く環境も厳しくなってきています。
後継者不足に悩まされている漁協も多く、若い力の参入が望まれています。