航海士は、船に乗り、船の操縦や指揮、荷物の管理を行う仕事です。
肉眼やGPS、太陽や星の計測などによって、現在地を把握し、気象状況や潮流を考慮しながら、安全に航海できるよう指揮をします。
また、出入港の指示なども行います。
航海士になるためには、商船大学や海上技術短期大学校などで学び、海技士国家試験に合格したのち、船舶会社や商船会社の海上職採用試験に合格することが必要です。
航海士の勤務体系は、2ヶ月乗船して20日休みなど、長期勤務と長期休暇を繰り返すことが特徴です。
コスト削減の流れを受け、外国航路の船舶は、人件費が安い東南アジア人の航海士が中心となっており、日本人航海士は国内航路がメインになってきています。