出版社の社員には編集者や営業などさまざまな職種があり、協力しながら仕事を進めていきます。
企画に始まり、制作、印刷といった流れを経て、完成した出版物は書店などへ出荷され、読者のもとに届きます。
書店への営業や広告宣伝も出版社の仕事です。
出版社へ新卒での入社を希望する場合は、大学で学ぶに越したことはないでしょう。
転職での入社の場合は、中小の出版社で経験を積み実力が認められた人なら、高卒であっても大手に転職できる可能性は十分にあります。
大手の場合、正社員の平均年収は1300万円以上。
中小出版社を含めた出版社全般の平均年収は550万円〜600万円ほどで、大手だけと比べると平均値がぐんと下がります。
書籍離れが深刻化する中、出版業界各社は生き残りをかけた再編へと動き出しています。
元気な会社を見極めて選べば、将来性を確保できるでしょう。