力士とは、日本相撲協会に所属する相撲取りのことで、おもな仕事内容は、日本相撲協会が年6回主催する本場所で相撲をとることです。
また、本場所に備えて相撲部屋で稽古をしたり、地方や海外での巡業があれば参加したりもします。
力士になるには、日本相撲協会が年6回、本場所の前に実施する新弟子検査に合格する必要があります。
大相撲の力士は日本相撲協会に雇われ、給料をもらいますが、給料の額は地位によって差があり、支給されるのは十両までです。
力士の数は時代とともに減少しており、また幕内力士の約30%を外国人力士が占めるまでに変化しています。
今後は、力士をめざす日本の若者が増えるように、昔ながらの育成システムを変えていく動きが見られるかもしれません。