作品が高額で売れれば数ヶ月分の収入になりますが、逆に売れなければ収入ゼロという月もあるため、ほとんどの人がアルバイトなどを兼業しています。
創作活動だけで生計を立てるためには、類まれな才能とセンス、努力、そして幸運が必要だといえるでしょう。
芸術家になるには、学歴も資格も必要ありません。
大学や専門学校で学ぶよりも、芸術家に弟子入りしたり、工房に職人見習いとして就職するなどの下積みがスキルアップに役立ちます。
近年、日本の美術市場を活性化するため、ギャラリーや美術館が続々とつくられています。
才能と努力しだいで芸術家を目指す若者がチャンスをつかむ可能性も充分にあるといえるでしょう。