作品だけを売って生計を立てられる人はまれで、多くの書道家は自分の書道教室を持ちながら自分の活動を行っています。
現在は、ネットで注文を受け、筆を使ってロゴや看板をデザインしたり、また、音楽家や画家などとコラボレーションし、書道の新たな可能性を切り開く書道家もたくさん出てくるようになりました。
また、書道家は、男性に限らず女性も活躍の多い職業でもあります。
女性ならではの感性を活かし、活躍している女流書道家も多く存在します。
書道教室などを持たない限り安定した収入が得られにくい職業ではありますが、古くから伝わる日本の文化を継承し、人の感覚や人生に働きかける重要な役割をしています。