武士道(ぶしどう)は中世以降、わが国の武士階級の間に発達した独得の倫理。禅宗や儒教に裏づけられて江戸時代に大成。「葉隠」のように、善悪・正不正を問わないで死を賭して主君に奉公する考え方と、山鹿素行のように、主君・家来ともに儒教倫理に基礎をおいて振舞う士道の考え方とに分かれるが、狭義には前者をさすことがある。忠考・尚武・信義・節操・廉恥・礼儀などを重んじる。
武士道
武士道(ぶしどう)は中世以降、わが国の武士階級の間に発達した独得の倫理。禅宗や儒教に裏づけられて江戸時代に大成。「葉隠」のように、善悪・正不正を問わないで死を賭して主君に奉公する考え方と、山鹿素行のように、主君・家来ともに儒教倫理に基礎をおいて振舞う士道の考え方とに分かれるが、狭義には前者をさすことがある。忠考・尚武・信義・節操・廉恥・礼儀などを重んじる。
武士道(ぶしどう)は中世以降、わが国の武士階級の間に発達した独得の倫理。禅宗や儒教に裏づけられて江戸時代に大成。「葉隠」のように、善悪・正不正を問わないで死を賭して主君に奉公する考え方と、山鹿素行のように、主君・家来ともに儒教倫理に基礎をおいて振舞う士道の考え方とに分かれるが、狭義には前者をさすことがある。忠考・尚武・信義・節操・廉恥・礼儀などを重んじる。