日美安全条约
1951年(昭和26)9月サンフランシスコ講和条約と同時に日米間で調印された条約。講和条約発効後占領軍の撤退した非武装日本の安全を保障するため,米軍の日本駐留を定めた。60年の改定交渉によって新条約が締結され,新たに日米両国の共同防衛,米軍の軍事行動に関する日米両国の事前協議制度などが定められた。正式名称は「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力および安全保障条約」。期限は10年とし,それ以後は一年前の予告で一方的に廃棄できる。70年以後も廃棄は予告されず自動延長されている。安保条約。