横浜市戸塚区名瀬町のアパートの一室で飼育されていた「アミメニシキヘビ」が、逃走から10日後の5月16日になっても見つかっていない。
横滨市户塚区名濑町一间公寓内饲养的一条网纹蟒在逃走10天后的5月16日仍然下落不明。
ヘビはアパート2階に住む男性会社員(24)が飼育していた。男性によると、体長約3.2メートル、重さ約13キロ。警察によりますと、「アミメニシキヘビ」で7日朝から近くの山などを警察官10人余りで捜索しています。
这条蟒蛇由住在公寓2楼的男性上班族(24岁)所饲养。据这名男性所述,逃走的网纹蟒长约3.2米,重量约为13千克。警方称,从5月7日早晨开始,已安排十余名警察在附近的山中搜寻。
ヘビを飼育していた男性で、6日の朝、仕事に出かけ午後9時ごろ自宅に戻ったところ、ケースの引き戸が開いた状態で、部屋の窓もあいていたということです。男性は「換気のために部屋の窓を開けて出ていった」と話しています。
蟒蛇的主人在5月6日早晨出门上班,晚上9点回家以后,发现笼子和公寓的窗户都已经打开。他表示:“因为要通风,所以出门时开着房间的窗户。”
捜索に導入したのは、温度の違いを画面に色で映し出す赤外線カメラ2台。消防隊員が11日はアパートの天井裏や押し入れなどを中心に、12日は側溝を捜索する。飼い主の男性も探し続けているが見つかっておらず、「仕事も休んでいて、このままだと辞めざるを得ない」と話した。
此次导入搜索的是2台将温度差异用颜色显示在画面上的红外摄像机。消防队员11日将以公寓的天花板和壁橱等为中心,12日则以搜寻排水沟为主。蟒蛇的主人也在不断寻找,“工作那边请了假,但再这样下去就只能辞职了。”
脱走から9日目となったこの日は午前10時から警察署、機動隊、区役所、消防署と消防団が新たに加わり、約100人以上が捜索した。13日まではアパート周辺だけだったが、この日はアパート裏の雑木林や、防空壕(ごう)跡にも拡大したが、見つからなかった。
蟒蛇逃走的第9天的上午10点,公安局、机动队、区政府、消防大队、消防中队派出超过100人加入到搜寻中。截至13日,搜寻范围一直在公寓附近。自那天开始,搜寻扩大到公寓后方的树丛、防空洞遗址,但仍未找到。
飼い主の男性が14日、その他に飼っていたヘビ3匹とワニ1匹、カメ1匹を譲渡した。運び出されたヘビのうちの1匹はビルマニシキヘビとみられ、脱走中のアミメニシキヘビを上回る4メートル超に成長するとされる。男性は爬虫(はちゅう)類マニアとして近隣でも知られていた。
蟒蛇的主人在14日将其饲养的其他三条蛇、一只鳄鱼、一只乌龟转让了出去。其中一只缅甸蟒比此次逃走的网纹蟒更长,超过4米。周围邻居也熟知这名男性喜爱爬行类动物。
「もう飼えないことではありません。逃げたヘビにも申し訳ないことをしてしまいました。仮に戻ってきたとしても、私が同じ個体を飼い続けるわけにはいかないでしょう。しかるべき場所に預けることなどを検討します。最悪のシナリオはヘビが人にケガを負わせることです。これを避けるために早く見つけたい。死骸でもいいからなんとしても見つけたい」(飼い主の男性)
蟒蛇的主人称:“不是我不能再养了,而是感觉对不起逃走的蛇。就算真能找回来,我也不能继续养同一种动物了,我会考虑把它寄存在合适的地方。最坏的结果就是它伤人了,所以为了避免这种情况,想赶紧把它找到,无论是死是活。”
アミメニシキヘビは毒はありませんが、締めつける力が非常に強く、人に巻きついて死亡させる危険性もあるということです。今回逃げた個体は、2017年に横浜市の許可を得たものだった。法改正を受けて、2020年6月以降は「特定動物」を愛玩目的で新たに飼うことは禁止されている。
网纹蟒不具有毒性,但缠绕力量极强,存在缠绕人致死的风险。这次逃走的蟒蛇在2017年获得了横滨市的饲养许可。但根据修订后的法律,2020年6月以后禁止以玩赏为目的重新饲养“特定动物”。