返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 日文古典名著 » おくのほそ道 » 正文

大垣

时间: 2017-12-05    进入日语论坛
核心提示:原文露通(ろつう)も此(この)みなとまで出むかひて、みのゝ国へと伴ふ。駒にたすけられて大垣の庄に入ば、曾良も伊勢より来り
(单词翻译:双击或拖选)
原文
露通(ろつう)も此(この)みなとまで出むかひて、みのゝ国へと伴ふ。駒にたすけられて大垣の庄に入ば、曾良も伊勢より来り合、越人(えつじん)も馬をとばせて、如行(じょこう)が家に入集る。前川子(ぜんせんし)・荊口父子(けいこうふし)、其外(そのほか)したしき人々日夜とぶらひて、蘇生のものにあふがごとく、且(かつ)悦び、且いたはる。旅の物うさもいまだやまざるに、長月六日になれば、伊勢の遷宮おがまんと、又舟にのりて、 
 
蛤のふたみにわかれ行秋ぞ
 
 
現代語訳
路通もこの港まで迎えに出てきて、美濃の国へ同行してくれた。馬に乗って大垣の庄に入ると、曾良も伊勢から来て合流し、越人も馬を飛ばしてきて、如行の家に集合した。
 
前川子・荊口父子、その他の親しい人々が日夜訪問して、まるで死んで蘇った人に会うように、喜んだりいたわってくれたりした。
 
旅の疲れもまだ取れないままに、九月六日になったので、伊勢の遷宮を拝むため、また舟に乗って旅立つのだった。
 
蛤のふたみにわかれ行秋ぞ
(意味)離れがたい蛤のふたと身が別れていくように、お別れの時が来た。私は二見浦へ旅立っていく。もう秋も過ぎ去ろうとしている。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(0)
0%
踩一下
(0)
0%