每年的酷暑时节,我都回想起非常有名的翻译诗集《海潮音》中的一首诗。该诗集发行于110年前,译者是上田敏。诗中吟到“‘夏’之皇帝‘中午时分’”,接着是“烈日当空,没有一丝微风,地表虽热,静心亦能熟睡”。
19世紀に生きたフランスの詩人ルコント・ド・リールの「真昼」だ。〈山のあなたの空遠く……〉などで知られる上田訳の名調子がここでも発揮され、文字と音が相まって真夏のかげろうが立ち上ってくるようだ。
其原作是生于19世纪的法国诗人路肯德的《真昼》。以上田先生翻译的“山之彼方,遥远的天空”而闻名的名句即使现在也没有过时,在文字和声音的配合下,人们仿佛切身感受到了炎炎夏日。
まさに炎の衣をまとわされたような気分の人も多いだろう。最高気温35度以上の猛暑日が続く。東京都心ではついに7日連続となった。1875年開始の観測史上初めての記録という。過去は4日連続が最高だったそうだ。
就像是裹着火焰衣服一般,怀着这种心情的人不在少数吧。最高气温达到35度以上的酷暑日仍在继续。在东京都的中心城区,这样的高温已经持续了7天。据说从1875年有观测记录起,这种情况是有史以来第一次。过去最高的记录是连续4天。
きのうの午後、東京駅の近くで買い物をした。日なたを避けて日陰をたどっても、風が絶えればむせるようだ。書店の一角には、立ち読みならぬ座り読みのできる椅子が数脚置かれているが、満席だった。読みふける人、まどろむ人、色々である。
昨日的午后,我去东京站附近买东西。为躲避烈日走进阴凉处,然而没风还是会热得够呛。在书店的一角,放着几张供人坐着看书的椅子,上面坐满了人。既有埋头读书的人,也有小睡的人,做什么的都有。
近くの百貨店の休憩コーナーにも人が多い。足を止め、ひととき涼むにはいい場所だ。中高年に無理は禁物と心の中で唱えつつ、炎天下を全力疾走する高校球児を思う。甲子園名物の袋入りの氷、「かちわり」の売れ行きはどうだろう。
在附近百货商店的休息区,也挤满了人。在这里停下脚步,就能获得一时的清凉。虽然心中默念这些运动对于中老年人是禁忌,但我还是想到了在炎炎烈日下全力奔跑的高中棒球运动员。 甲子园的著名商品袋装碎冰,也就是“かちわり”的销路又是何种情形呢?
この高温はいつまで続くのか。気象庁によると、東日本などでは一時暑さがやや緩むというが、残暑は厳しいらしい。炎の衣はそろそろ願い下げにしたいものだが。あす8日は立秋である。
这次高温将持续到什么时候呢?据气象厅说,在东日本地区,酷热将会暂时得到缓解,但残暑依然严峻。多么希望能快点脱下炎热的衣服,但……。明日8号是立秋。