1978年,冒险家植村直己利用狗拉雪橇历时56天行进大约800公里,到达北极点。一人独往,这是史无前例的挑战。
途中、浮氷に残され、シロクマに襲われた。「これで俺の一生は終わりか」と何度も天を仰いだ思いを自著に残している。世界初を競い、冒険の先鋭化が進んだ時代だった。
途中,他曾困于浮冰之上,也遭遇过北极熊袭击。“我就这么结束了吗?”他曾数度如此仰天长叹。这些都记录在了他的书中。在那个时代,人们竞争世界第一,冒险成了世界的潮流。
そうした姿も、様変わりした。近年は専門業者が希望者を募り、競ってツアーを組む。世界最高峰のエベレストでさえ、年間数百人が挑む時代だ。だが、どれほど商業化しても、冒険行には死へとつながる淵(ふち)がいたるところで待ち受ける。
此类的冒险最近也发生了翻天覆地的变化。近年来,从事冒险的相关业者招募有兴趣的人组成团队相互竞争。但,无论如何商业化,死亡陷阱总会在冒险途中出现。
今月13日に北極点到達に成功した南谷真鈴(みなみやまりん)さんも道中、クマに遭遇した。そりの中のサラミを食い荒らされ、必死の思いで撃退したそうだ。すでに世界7大陸の最高峰に登り、南極点も踏破。今回の北極点と合わせ2年余りで「エクスプローラーズ・グランドスラム」となった。二十歳(はたち)での達成である。
于本月13日成功到达北极点的南谷真铃在半路中遇到过熊的袭击。雪橇里的肉干被熊吃光了,她拼死赶跑了袭击她的熊。她已经攀上过世界七大陆的最高峰,也到达过南极点。加上今次达到北极点,她短短两年多就完成了。取得了“冒险者大满贯”。而那年她才20岁。
山との出会いは商社勤めの父親の赴任で香港に暮らした13歳のときだった。魅力にとりつかれ、エベレストが目標になった。16歳になると、親の援助は受けず、一人で100社以上にメールを送り、支援を求めて足を運んだ。
因为其父亲公司派遣,父亲带她一起去了香港。而与群山邂逅,也正是在那时候,那年她13岁。为骑魅力所吸引,她将喜马拉雅山定为了目标。她16岁那年,不依靠家人资助,自己给100多家公司投去了简历,并为取得赞助四处奔波。
彼女の冒険行は早大への進学と両立させながら進んできた。次はヨットで世界一周を目指す。「やりたいことをリスト化すれば、いまやるべきことがみえてくる」(『自分を超え続ける』)という。冒険の世界の変化には、先人たちも目を丸くしていることだろう。
她在冒险和升学早稻田大学之际取得平衡,两不耽误。她下一个目标是乘坐小艇环游世界一周。“如果能把想做的事情变成冒险,那么我现在就能看见自己想做的事情。”(《持续超越自己》)对于冒险世界的巨大变化,先辈们也必定看得目瞪口呆吧。