在国会质问中,有些说法总会令人觉得奇怪。“思ってございます”(我认为)、“感じてございます”(我感觉到)之类的话语,在刚结束的本届国会上也听到了多次。一听到“思っております”,我就有感觉背脊发毛。
「私も以前から気になっていました。文法に照らすと変な言い方ですね」。言語学者の尾谷昌則(おだにまさのり)・法政大教授(43)によると、「ございます」は「あります」を丁寧にした言い方。「思ってあります」と言わない以上、それを丁寧化した「思ってございます」はおかしな表現となる。
“我很早之前就注意到了。对照语法你就会知道,这是一种奇怪的说法”,语言学家、法政大学教授尾谷昌则(43岁)如此说道,他认为“ございます”就是“あります”的尊敬用法。有些人不仅不说“思ってあります”,反而会说它的尊敬语,“思ってございます”,这无疑是一种奇怪的说法。
尾谷教授は国会議事録で用例を探した。「感じてございます」は、戦後まもない1947年の衆院で見つかった。復員兵に対する衣食の払い下げを担当する役人が使った。
尾谷教授翻看了国会议事录中的例子。“感じてございます”出现于战后不久,即1947年众议院的议论中。使用人是当时负责复员士兵衣食发放的官员。
「思ってございます」の登場はずっと下って73年。人事院幹部が「疑問に思ってございます」と答弁で使った。「思ってございます/ません/まして」などの実例は当初は年2、3件だったが、今世紀に入って急増した。最近は70件を超す年もある。逆に「思っておりま……」の方は減りつつあるそうだ。
“思ってございます”的出现要一直等到1973年。人事机构的干部当时在答辩中说:“疑問に思ってございます”(我认为存在疑问)。“思ってございます/ません/まして”之类的例子在当时一年只有2、3个,但进入本世纪后,数量急剧增加。最近几年每年都超过70件。另一方面,“思っておりま……”的用法却不断减少。
永田町の専門用語ではない。教授自身、数年前にある飲食店で「左右に同じ料理が並んでございます」と店員に言われ、驚いたことがある。「何にでも『ございます』を付けてしまう。過剰な丁寧化現象の一つだと思います」。
这绝非是永田町(国家中央机关)的专用词汇。几年前,这位教授在某家饮食店听到店员对他说:“左右に同じ料理が並んでございます”(左右摆放的菜都是一样的),他乍听之下大吃一惊。“无论什么词后面都跟着‘ございます’。我觉得敬语化现象泛滥了。”
いくつもの疑惑を残したまま国会が閉じられた。有権者の一人として、いまこの国の政治のありように甚だしい違和感を覚えてございます。
伴随着一堆疑问,国会闭幕了。作为一名选民,我感觉当今的国政极其不和谐。