上周第一次听到这种虫子的名字,如果用汉字写出来就是“火蚁”,英语的话则是“Fire Aut”。生物学家卡松在1962年发行的名著《沉默的春天》中这样说道:“因为被叮一口就如同火烧一般,所以起了这样一个名字。”
当時、米国では薬剤散布による駆除をめぐり賛否の論争が起きた。そのヒアリが兵庫県尼崎市と神戸市で見つかった。国内での確認は初めて。中国から船で神戸港へ運ばれたらしい。
当时,在美国人们对是否通过撒播药剂进行驱除议论纷纷。在兵库县尼崎市和神户市发现了此类火蚁。这是国内确认的第一例。它似乎是搭乘由中国驶往神户的船来到日本。
「衝撃でした。外来種すべてを『黒船襲来』と大騒ぎする必要はないが、ヒアリは水際で食い止めるべきです」。生物学者の村上貴弘・九州大准教授(46)は言う。アルゼンチンや米国などでヒアリの生態を調べてきた。
“这确实一次打击。但也有没必要把所有的外来物种当作‘黑船来袭’而张皇失措。火蚁应该能被湖滨所阻挡”,生物学家、九州大学副教授村上贵弘(46岁)说道。他曾在阿根廷和美国等地调查过其生态体系。
「何十回も刺されました。線香の火をジュッと押しつけられたような痛みです」。台湾で刺された時は吐き気、めまい、手の震えに襲われた。巣を調べる際は手袋をし、袖口をテープで密閉するが、防ぎきれない。
“我被刺了几十次,其感觉就如同被线香烫了一般。”他在台湾被叮咬时感觉恶心想吐,头晕目眩,甚至还有手抖现象。在调查蚁巢时,他带起了手套并用绳子扎紧袖口,但仍是防不胜防。
思い出すのは、古い米映画「黒い絨氈(じゅうたん)」だ。チャールトン・ヘストン演じる農園主が大発生したアリの群れと闘う。家や橋、森を埋め尽くされ、「アリを防ぐ手立てはもうない」とうめく。
我想起了一部很老的美国电影——《黑色绒毡》。查尔顿•赫斯顿饰演的农场主与大量涌出的蚂蚁群激烈战斗。房屋、桥梁、森林,铺天盖地全是蚂蚁,他无奈地叹息道:“根本没有一点儿办法。”
ヒアリは繁殖力がことのほか強い。カーソンの時代の駆除論争のあとも、生息域は広がった。刺されて命を落とした人も少なくない。今世紀に入ると、太平洋を超えて中国や豪州へも侵入した。人と物がとぎれず地球を行き交う時代、これまで日本が例外だったのが奇跡のように思われる。
火蚁的繁殖力非常强大。在卡松那个时代出现的驱逐讨论之后,其栖息地又扩大了。被咬而殒命的人不在少数。进入本世纪后,它们跨越太平洋入侵了中国和澳大利亚。在当今全球化的时代,日本怎能独善其?