医生日野原重明先生在前年的某个清晨曾为左手无名指和小指无法弯曲而惊慌不已。“是脑部还是神经发生异常了吗?”他极其夸张地做了全套检查,最后却被毫不起眼的按摩治好了。他感慨说:“我不得不承认虽然我干了半个世纪的内科,但是对于筋骨方面的毛病却完全是个门外汉。”
なでしこジャパンの試合をテレビで観戦中、興奮しすぎて気分が悪くなり入院したこともある。「血圧の高い患者さんに『試合の生中継は危ない。見るなら録画を』と勧めておきながら、自分は」と反省した。
他也曾因为观看日本女子国足比赛直播过于兴奋而导致身体不适入院。“虽然我曾劝告高血压患者'观看比赛直播有风险,最好是看录像',但自己却......”他对此进行过反省。
本紙の週末別刷りbeの連載「あるがまゝ行く」に載った体験である。偉ぶらず、飾らない筆致にひかれた。毎回、身近な話題から書き起こし、孔子や老子、ナイチンゲールや詩人タゴールの高みへ読者をいざなった。
上述这些是登载于本报周末特刊“BE”连载栏目“任我前行”,讲的都是他的亲身经历。虽然普普通通,但朴素的讲述却非常吸引人。每次,他都从身边发生的事情谈起,然后向读者介绍孔子、老子、南丁格尔及诗人泰戈尔等伟人。
日野原さんが105歳で亡くなった。医学界に多くの足跡を残したが、脳卒中や心臓病を「成人病」でなく「習慣病」と呼び改めるよう提唱した功績は大きい。成人ならいずれ患うものと半ばあきらめてきた疾病が、生活習慣を改めれば避けられると気づかせてくれた。
日夜原先生去世了,享年105岁。他在医学界涉及多个领域,他功勋卓著,还呼吁将脑卒中和心脏病称为“习惯病”而不是“成人病”。他提醒人们,那些在成人阶段得的疾病以及到达一定程度就放弃治疗的疾病,只要改变生活习惯就能避免。
「人生とは習慣である」「死ぬ瞬間まで人生の現役」「年齢は勝ち負けではありません。謙虚にそして存分に味わえばよいのです」。自著や対談、講演でそんな哲学を縦横に語った。病気の治し方ではなく、長寿社会を生き抜く知恵を教わった気がする。
“所谓人生就是习惯”;“人生永远是现场,只要你没死”;“年龄并非胜负关键,只要你谦虚品味就好”。在自著、对话以及演讲中,他滔滔不绝地讲述着这样的哲学理论。我感觉他教的并非是疾病的治疗而是在长寿社会活下去的智慧。91歳の秋に始まったbeの連載は、すでに700回を超えている。当面は書きためた原稿の掲載が続く。達意のコラムを味わいたい。
从他91岁秋天开始的“BE”连载已经超了700篇。现在,该栏目还连续登载着积存下来的稿子。让我们细细品味这充满智慧的栏目。