日本語に文字どおり訳せば「リンゴのような頬をした子」という意味のフランス語の表現を見ると、たいていの日本人は「頬の赤い元気そうな子」と受け取る。しかしフランスではリンゴから連想する色彩は青であるから、フランス人が持つこの子の顔色のイメージは日本人は思いもよらないものである。またフランス人がリンゴから連想する形は丸であるから、丸い顔の子を思い浮かべるかもしれない。大体「頬が赤い子」が「元気な子」と連想するのも世界中同じとは言えないし、その逆に「顔が青い」のは「元気ではない」ことを表すとは限らないはずだ。つまり、[ ]。
1、[ ]に入る文として適当なものはどれか。
フランスではリンゴが必ずしも赤いとは限らない
頬が赤い子が必ずしも元気であるとは限らない
同一のものを見ても、連想はさまざまである
顔が青い子が元気ではないと決めることはできない
2、顔色の読み方はどれ
かおいろ
かおしょく
がんいろ
がんしょく
3、一般的にフランス人は[リンゴのような頬をした子]からどんな子を連想すると思われるか
頬が赤くて元気そうな子
頬が青くて元気そうな子
顔色が青い子、または丸い顔をした子
顔色が青くて元気そうではない子