恋人のために意気込んでセーターを編んだのだが、案の定小さすぎ、がっかりしてそのまま放り出した。「世紀の傑作」になるはずだったそのセーターは、いつしか色あせて今はタンスの隅に眠っている。
●世紀の傑作: 非常にすばらしい作品
●いつしか: 気がつかないうちに
1、下線部の「タンスの...」とは、どんなことか
「世紀の傑作」になるはずだった。
色があせてしまった。
使わないままになっている
使わない時はタンスに入っている
2、セーターを編んでいる時の筆者の気持ちはどうだったか
大きすぎるかもしれないと心配していた。
恋人に絶対似合うと思っていた。
面倒だがとにかく編もうと思っていた
失敗するかもしれないと心配していた。
3、案の定の読み方はどれ
あんのじょう
あんのてい
語句と漢字
[2級] 恋人 編む がっかり 世紀 傑作 タンス 隅 眠る
[1級] 意気込む 放り出す あせる
読解のポイント
意気込んで: はりきった気持ちで
部長は新企画をぜひ具体化したいと意気込んでいる。
案の定: 思った通り(悪い結果)
学生がカードを持つことを危ぶむ声が高かったが、案の定?カード破産?が社会問題になってきた。
放り出す: あきらめてやめてしまう?ギブアップする
今年こそ日記をつけようと決心したにもかかわらず、たった一週間で日記帳を放り出してしまった。
あせる: (色や香りが)だんだんうすくなる
色はかなりあせていますが、この写真には大切な思い出があるのです。