「アンコール」
コンサートのアンコールはもともと演奏が終了した後、観客が演奏に強く感動した場合に?もう一度?と求めるものだった。ところが今では全く形式的なものとなり、演奏家は最初からアンコールを予定に入れて演奏会のプログラムを組んでいる。観客の方も勿論、プログラムの曲目が終了しても席を立とうとしない。アンコールの前に一旦演奏が?中断?されてステージに人がいなくなるのは、ちょっと一息ついて「さあ、最後に盛り上がって終わりましょう」という合図であると解釈した方がよさそうだ。
1、下線部「形式的なもの」というのはなぜか
感動した観客が「もう一度」と頼むものだったから
観客が感動しても、しなくてもアンコールをするから
演奏が最後に盛り上がって終わるから
一旦演奏が中断されて舞台に演奏家がいなくなるから
2、筆者は、最近のアンコールの前の「中断」にはどんな意味があると考えているか
「もう一度」と求める意味
強く感動したので一息つくという意味
最後だから形式を大切にするという意味
最後に盛り上げる前に少し休もうという意味
3、勿論の読み方はどれ
むろん
もちろん