つまり、日の出とは太陽の上のヘリが地平線に顔をのぞかせた瞬間、日の入りとは太陽の上のヘリが地平線に沈んで、太陽がまったく見えなくなった瞬間です。
このことから類推して、月の出、月の入りも同じように決められえているのだろうと思っている人が多いようですが、月の場合は違います。
月の出、月の入りとは、月の中心が地平線にかかった瞬間をいうのです。
では、なぜ月の場合は太陽と違う基準を採用しているのでしょうか。
そのわけは、月には満ち欠けの現象があるからです。上のヘリと決めたのでは、三日月のときなど観測が難しくなります。月の中心でしたら、三日月の場合でも、弧の一部から円の中心を求めると同じで、すぐに分かります。
1、月の場合は、太陽と違う基準を採用しているのはなぜか。
①月は太陽と違って中心が移動するから。
②月は太陽と違ってその形が変わるから。
③月は太陽と違って観測する時間が変わるから。
④月は太陽と違ってヘリとする位置が動かないから。