コンピューターは、人間の用意したプログラムどおりに働き、自分で間違う能力はありません。与えられたプログラムを忘れる能力も持ちません。間違うことも、忘れることも、人間という生き物が持つ特徴的な能力なのです。間違うことで、そこから新しい生活や生き方が工夫されるのですし、忘れることができるから、新しい知識や生き方を受け入れることがきでるのです。それも、これも、人間の選ぶことで、新しい自分を創りつづけるという特質に根拠をおいているからだと思われます。
1、「人が間違ったり忘れたりするのは、一つの能力と言うことができるのです」とあるが、なぜそう言えるのか。
①プログラムどおりの生活には喜びも楽しみもないから。
②人間は選ぶことで新しい自分を創りつづけるものだから。
③間違うことで工夫が生まれ、忘れることで新しい知識を受け入れられるから。
④人間らしさというのは、間違ったり忘れたりするところにあるから。