初级阅读（465）

環境学習プログラム

　動植物や私たちの生命は、きれいな水や空気に支えられていますが、生活様式の変化に伴うひずみとして水質汚濁や大気汚染が深刻な問題となっています。ここでは、皆さんの環境学習事業を支援するため、ビーカー、フラスコ、洗浄機など家庭にない実験器具の貸出や、パックテストなどの配付も行っています。

「水の汚れを調べよう」

　川の水や洗剤など身の回りの水の酸性度や、汚染の目安となるＣＯＤを測ってみましょう。

　*準備するもの：きれいな容器、ＰＨパックテスト、ＣＯＤパックテスト

　*測るサンプル（河川水、家庭用洗剤、風呂の残り湯、お酢、しょう油など）

　*手順

　・サンプルを用意します。

　・ＣＯＤパックテストにサンプルを吸い込みます。色の変化を見比べます。

＜ちょっとひとこと＞

　魚が棲める河川の水のＣＯＤは、種類によっても違いますが、5ｐｐｍ以下です。

　洗剤や食べ残しが、どのくらい河川を汚してしまうのか考えてみましょう。

「酸性雨を調べよう」

　工場の煙や自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や硫黄酸化物は酸性雨の原因となっています。雨の酸性度を測ることで、空気の汚れがわかります。

　*準備するもの：きれいな容器、ｐＨパックテスト

　*手順

　・きれいな容器に雨をためます。

　・ｐＨパックテストに雨水を吸い込みます。色の変化を見比べます。

＜ちょっとひとこと＞

　きれいな雨はｐＨ5、6ぐらいです。それより小さくなるほど酸性度は高くなります。ちなみに、ｐＨ7.0が中性点で、それより大きければアルカリ性です。

 

1、「ＣＯＤ」というのはどのようなものか。

①ＣＯ2の排出量を測る指標

②雨の酸性度を測る指標

③水質の汚染度を測る指標

④大気の汚染度を測る指標

 

2、「ｐＨパックテスト」は、次のどの場合に使われているか。

①大気中のＣＯ2含有量の測定

②雨中の窒素酸化物や硫黄酸化物の含有量の測定

③雨の酸性度の測定

④大気の酸性度の測定