中高年サラリーマンの4人に一人は精神の不健康者か、その予備軍で、係長などの中間管理職クラスに精神保健の問題を抱えている人が多いーーサラリーマンにはショッキングなこんな数字が厚生省の「職場の精神保健に関する研究」という報告から明らかになった。この報告書は企業や国に対し、職場の精神保健の改善を図る具体的な対策の実施を求めている。従来、企業の健康対策といえば、病気にどう対応するかが中心であったが、今後は心の健康づくりが重要な課題の一つとなりそうだ。
「問い」下線の「こんな数字」とは、どんなことを表す数字か。
1 精神的に不健康な人が日本人サラリーマンの中に占める割合
2 心の健康上の問題を持つ人が中高年サラリーマンの中に占める割合
3 心の健康上の問題を持つ人が中間管理職クラスの中に占める割合
4 係長などの中間管理職が企業内に占める割合
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医学の対象はもちろん病気なのであるが、医学が進歩すればするほど、実に病気も増えていくと言う矛盾が起こる。矛盾はもう一つある。医学が高度化することは研究の専門分化がすすむことでもあるから、部分的には詳しくなって技術も精密化する。その結果、「全体を見ることがおろそかになる。」同時に社会との関わりは薄れ、本来人間のためであったはずの医学が人間から離れていくことになる。
「問い」次の中から、この文で言われる「矛盾」をえらべ。
1 医学が進歩すれば、専門分化が進む
2 人間のための医学が人間から離れていく
3 医学が高度化すると共に、技術が精密化する
4 部分的に詳しくなるから、全体をみること[はおろそかになる漢字と語句矛盾