雑でも「礼儀」だけは忘れない。 | 雑談の技術を磨く30の方法
どんなに雑な雑談でも、忘れてはいけないことがあります。
「礼儀」です。
雑談は、多少雑であったり、ぶっきらぼうであったり、沈黙があったりしても、嫌われることはありません。
しかし、もし雑談の中で礼儀がなければ、それだけですぐ嫌われます。
礼儀があるか、ないかだけで、何気ない言葉の響きもずいぶん変わってきます。
オヤジで雑談ができない人は、決まって偉そうにしているため、礼儀がありません。
「地位が高いのだから、礼儀を受ける側になるのは当然だ」と思い、威張っているのです。
それでは、嫌われます。
雑談に限らず、すべてのコミュニケーションにおいて、礼儀は常に大切なことです。
礼儀さえあれば、途中でちょっとした間違いや誤解があっても、許されます。
礼儀があることで、悪気があって言ったことではないと分かるからです。
逆をいえば、礼儀がないだけでどんなによいことを言う人でも、やぼったく見えてしまいます。
雑談は、話し方が雑でもかまいません。
話の内容が、雑でもかまいません。
しかし、礼儀だけは、忘れてはならないのです。