話したくないプライベートに、首を突っ込まないようにしよう。 | 雑談の技術を磨く30の方法
私が会社の人たちと、飲み会で楽しんでいたときのことです。
私のプライベートをしつこく聞いてくる人がいて、嫌な気持ちになったことがあります。
私が普段なにをしているのか、給料がどれくらいなのかと、しつこく何度も聞いてくるのです。
それも皆の前で、無理やり暴露させようとします。
皆の前というのが、またいやらしい。
私はとても困りました。
あげくには「本当に聞き出すまでは、帰らせない」と言うのです。
困っている私の表情を見て、ある先輩が「まあまあ」と助け舟を出してくれてなんとか切り抜けました。
しかし、私は「この人とはあまり関わらないようにしよう」と思いました。
人間、話したくないプライベートは、1つくらいはあるものです。
それを、無理やり聞き出そうとする態度は、好感が持てません。
雑談ではなく、警察の事情聴取になっています。
雑談は、事情聴取をすることではありません。
相手の話したくないプライベートには、触れない気遣いが必要です。
無理やり聞き出そうとする人は雑談から外されてしまうのです。